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2024年08月08日

2024年5~7月

       
こちらの3点は植木鉢カバーとして作られたものです。 植物の成長に伴って植え替えたり、挿し木・挿し芽で取り敢えず植える鉢が必要だったり、植木鉢って結構いろんなサイズが要るんですよね。 植え付けた鉢がお気に入りでなくても、こんなカバーがあれば良いですね (*^^*)    小さい写真で申し訳ない気持ちになります。 花弁や葉っぱの一枚一枚に丁寧にグラデーションをつけた絵付けをされています。 その効果で立体感や奥行き感が出ています。 


       
このカラーリングがお好きで、この会員さんはこれまでも同色の食器をたくさん作られています。 食器としては少し珍しいかもしれませんが、人の好みは人それぞれで、好きな形・大きさ・好きな色で自由に作れるも陶芸の良いところです。    こちらは家族からの要望で初挑戦した植木鉢です。黒い土に黒マット釉でシックな印象です。  初めて植木鉢を作る時によく皆さんがやってしまうウッカリをご紹介します。それは植木鉢の底の排水溝です。こちらの作品では高台にあたる部分に3本溝が彫ってありますね、こうしておかないと穴から出てきた水がスムーズに排水できず根腐れする事があります。 

2024年05月13日

2024年1~4月

       
作者★遠藤(恵)さん
フリーカップ3種です。絵柄・形状・釉薬それぞれ違いますが組み物としてもOKですね。 絵付けの筆遣いも随分上達されて素晴らしいです。 
  作者★宮田さん
もうすぐ基礎コースを修了する予定の会員さんの作品で徳利です。写真(左)は焼成時の還元ムラで綺麗な景色が出ています。写真(中)は志野釉の下に鉄絵を打ってあります。写真(右)この歪みがなんかカワイイ… 


       
作者★木林さん
この写真では分かりづらいですが、器の内側にレース布の模様を写し取ってあり、凹みにはトルコ青マット釉が溜まり青色に発色。凸部は釉が薄く地の黒土の色が強く出ています。ひと手間が生きていますね(⌒~⌒) 
  作者★奥上さん
不思議な模様を作り流れた釉薬が、器の底に溜まっています。この作品は土もご自分でブレンドしたものなので、釉薬の発色も独特な色になっています。少し貼り付きましたが器は傷付かずに取り出せました。


      
  作者★遠藤(佐)さん
ぞうさんスマホスタンドと家型ペン立て です。 どちらも作者さんらしさが出ていてカワイイ作品です。毎日のように家に来るお孫さん達のために作られたものです。 「まだ出来へんの~」と言いながら待っていてくれたそうです。ごめんね遅くなって<(_ _)> 
 

2023年11月30日

2023年7~11月

       
作者★遠藤(佐)さん
クジラの形をした石鹸置きと楕円鉢です。 石鹸置きは水抜けや、張り付き防止や滑り止めも考慮して作ります。 こちらの楕円鉢は個人的にとても好きな色合いです。和にも洋にも合いそうです。 


      
   作者★久原さん
私も見た事のない色に焼き上がった作品です。近くで見ると細かな繊維模様にも見えます。 この不思議な色合いになった原因は土が直火対応のペタライトを多く含む土だったからです。 全ての釉薬に言える事ですが、土が変われば釉との反応結果も変わります。 しかしこの変化は驚きました、陶芸ってオモシロイ!
 


       
作者★木林さん
こちらの会員さんは食器・植木鉢に関わらず普段から焼き締め作品も多く作られています。今回はその焼き締め作品2点をご紹介。土の質感がダイレクトに出る訳ですが左の作品は土の表面に細かな模様が…これはレース生地を写しとっています。やはりひと手間が生きてきます。 
  作者★大谷さん
黒いタタラの長方皿ですが近くで見ると黒の中に銀黒の斑点がたくさん出ていて綺麗です。ご本人は玉子焼きをのせて美味しそうに見える器を というコンセプトでした。美味しく見える事 間違いなしです! 

2023年07月19日

2023年4~6月

       

作者★遠藤(恵)さん
電車・汽車シリーズの集大成作品です。 この後持ち帰ってからLEDを仕込んだり、周りのミニチュアを作っていかれる予定です。そして今回は煙突から煙も出る様に出来れば… と製作段階から工夫をされていました。 遊ぶって ほんとイイですねぇ~ 改めて学ばせて頂きました! 



  
作者★奥上さん
ここ最近はクロにはまってますな~ 写真左は、 ん?何やら見た事のある絵が… 某コーヒーショップのマークですなぁ 商標登録に引っかからない様に控えめにしたのか? 写真中は不思議な色模様が出てます。 写真右は高台は丸いって誰が決めた~と主張してらっしゃいます (^_^) 


       
作者★松原さん
反射の写り込みで写真が見づらくてすみません。右側2つはよく見ると動物の顔になってます。これもどっかで見た事あるなあ…某うどん屋だな  (=^・^=) 左の2つは作者さんがお好きなドット柄です。 
  作者★久原さん
ここ数年ブルー系 特にトルコブルーが食器界で人気ですが、こちらの会員さんもそれ以前からトルコ青に興味をお持ちです。今回の作品は全て黒泥土で成形しトルコ青マット釉を使用しています。白系・赤系の土とはまた少し違う色合いになる事が多く面白いです。焼き締め部を残し黒もしっかりアクセントに。 

2023年03月23日

2023年1ー3月

       
作者★宮田さん
こちらは基礎コースの課題作品なのですが、とても良く出来ていて他の生徒さんからも大変好評だったのでご紹介させて頂きます。 初の紐作り作品で麺鉢、素地の表面には化粧土を掛けた後 それを掻き落して椿の図柄を浮かび上がらせています。 
  作者★大谷さん
こちらも基礎コースの課題作品『タタラマグカップ』ですが、とても上手に出来てご本人も大満足。ハンドルもしっかり接合出来て安心して使えそうです。 

      
 

作者★松原さん
ちょっと面白い模様に焼き上がったこちらの作品 実は意図したものではなく半ば偶然。専門的には焼きキズの一種になるのですが、これはこれで面白い。 電動ろくろの練習課題作品ですが、そろそろ次の課題へ進めそうなレベルに来てると思います。 

 

      
  作者★ 奥上さん
左は植木鉢 右は丸皿となります。植木鉢は大きい方で口径20cmくらいでしょうか。素地にはドベでテクスチャーを加え釉は燻し黒をベースに部分的に2種重ね掛け、かなり流れました。 青い丸皿も釉の重ね掛けで表情豊かに焼き上がっています。 
 

      
  作者★久原さん
左からリム皿・蒸し皿・鍋敷き的なモノ。 私などは豚まんを電子レンジでチンですが、鍋でちゃんと蒸すとやはり旨い! 作者さんも面倒でも美味しく食べるためには労を惜しまないとの事。 ミカンを剥くのが面倒で食べない私も少しは見習わねば・・・ この写真を見ているとレンコンとハスの花の後を連想するほど食に興味あるのになぁ。 
 

2022年10月01日

2022年6-9月

       
作者★遠藤(恵)さん
新しい世界を発見した会員さんの作品です。まるで絵本から飛び出した色鉛筆画のような柔らかいタッチ、私は好きです。右側の作品はアクリル絵の具でこの後色付けする予定でしたが、このままもいいなぁ~と思案中です。別作品でアクリル絵の具にて色付けしたジオラマ作品をブログページの方で紹介していますので、そちらも是非ご覧ください。


      
作者★久原さん
直火対応のグラタン皿と青織部のお皿です。 グラタン皿は以前作ったものより大きめのものが欲しいという事でたっぷりサイズに。 青織部の丸皿は思い切ったゴッツイ口縁にした事で、シンプルだけどとても印象深くなっていると思います。 


      
作者★遠藤(佐)さん
玄関前に飾る置物としてミニチュアハウスですぅ。 こういうモノって複数あると単体とは感じるものが全然違うように思います。 見た目の存在感もですが、物語性も出てくるように思います。 食器だけでなく造形物に取り組んだ事で、改めて土の特性を考えるきっかけにもなると思います。 何より楽しんで下さいね。 

2022年06月02日

2022年4~5月

  
   作者★木林さん
この焼き締めの“タマネギ″すっごくイイです!めちゃ気に入りました!吊るすタイプの植木鉢です。多肉植物は間違いなく似合いそう。植え込まれた状態を是非見たいものです。 写真(右)はフルーツバスケットとして使用予定だそうです。
 


       
 作者★遠藤(佐)さん
キッチンで調理中に使用する箸立てとなります。 生肉生魚に触れた箸・油が付いた箸・盛り付けをする箸、ちゃんと分けてると箸だらけに・・・ そして置き場所がぁ… 日々の生活からの「あったらいいな」を自作されました!
  作者★久原さん
続けて3個の急須を作られ、少しづつ改良されていたようです。小振りな急須で中国茶を楽しまれているそうです。 一流の職人が作った急須は勿論考え抜かれていますが、この急須はそれにも勝る点がある と、私は思います。 


  
  作者★遠藤(恵)さん
写真(左)はカップ&ソーサー、写真(右)はコンロとミニ土鍋です。 コンロと土鍋は直火使用OKの土を使用して作っています。土鍋の蓋は既に所有の木製のモノを使う前提で口径を合わせて作られました。この一年で絵付けの腕前が確実に上がりました、素晴らしい集中力です! 
 


  
  作者★大谷さん
このページでは基礎コースの課題作品はほぼ紹介していないのですが、こちらまだ基礎コース会員さんの作品となります。 左は化粧土掻き落し技法による麺鉢、右は刷毛目碗となります。写真だと刷毛目は見えないですが、ぽってりした志野釉の下に化粧刷毛目が施してあります。 搔き落しはゆっくり作業していられないので、細かい図案は乾燥とも戦いです。とてもお上手です(*^-^) 
 

2022年03月15日

2022年1~3月

       
作者★遠藤(佐)さん
白と黒の手 いいなぁ~(*^-^) 単にオブジェとしても勿論、アクセサリー置きとしてもいいかも・・・ でも作者ご本人はアートフラワーの花器として制作されました。 写真右の片手の方も同様。 ドアノブにしたら面白そう(*^m^*)  筒型の2作品は菜箸立てとして作られてものです。 


      
作者★松原さん
少しご紹介の時期がずれましたが写真中は今年の干支 寅 の置物です。この後マニュキュアで模様を入れる事になってます。(しかしよう肥えとんなぁ…) 写真右はこの会員さんにとって初の電動ろくろ作品です! 当初削りの練習も必要だからと余り乗り気でなかった作品だったのですが、焼き上がりを見てご満悦 良かった良かった(^^) 


       
作者★久原さん
写真上は小振りな急須と汲出し湯呑 いわゆるお煎茶サイズでしょうか。この湯吞ならお茶の色が映えるでしょうね。  写真下はミカン?の箸置きです。ミカンの中は空洞だったり貫通してたりなんですが、粘土を刳り貫いた訳ではなく発泡スチロールの芯を粘土でくるみ、後で発泡スチロールを溶かしました。 
  作者★佐々木さん
こちらの会員さんの食卓はきっと・かなり・ぜったい楽しいハズ。これまでの作品を拝見してきて間違いないです! 加えてご家族の日常を伺っていると、お笑い芸人並みの日常会話・・・ 最強です。 


      
作者★奥上さん
いつも面白い釉薬効果を求めて色々探求中の会員さんですが、小さい写真でしかご紹介できないのが残念です。どれも表面の質感だったりモアッとした色がたのしいです。タコさんウインナーは弁当に入れてもバレないレベルです。窯から出す時に笑ってしまいましたヾ(≧▽≦)ノ 因みにこのアイデアの素は奥様だそうです ナイス! 


       
作者★仲辻さん
織部釉の向こうに透けて見える白い花びらの様な模様、四つ葉のクローバーにも見えますね。土は黒泥土を使用し、スポンジに白い化粧土を付けてスタンプ。当教室の織部釉は掛け方によって、緑の中に青味が出る様な調合なので、その効果を考慮して青味の配置を調整しました。 
  作者★遠藤(恵)さん
今回は絵付け部分には釉薬を掛けず、絵具のみの発色で仕上げられました、これもイイですね。使用した釉薬は黄瀬戸釉Bです。 



      
作者★木林さん
写真右は吊るして使用する植木鉢で下方に2か所水抜きの穴もあります。 写真左も植木鉢でぐい呑みより少し大きい位のサイズです。多肉植物を入れてたくさん並べるという計画だという事。 真ん中の四角いプレートは直火対応の粘土で作ったもので、食卓に運んでから冷めてほしくない料理を熱したこのお皿にのせて出すための食器です。ご本人曰く 餃子には必須との事。 娘さんが気に入って自分の家にも欲しいとの事で、現在二号機を製作中! 

2021年10月28日

2021年5~8月

  
  作者★奥上さん
不思議な表情の釉薬を求めて今回も探求中。同じ組み合わせでもちょっとした加減で、全く様子が違ってしまうものが多いです。 そこが難儀なとこでもあり、面白いとこでもあります。 もちろん本職になれば、再現出来ないものは意味を持ちません。 
 


  
  作者★遠藤(佐)さん
前回も紹介させて頂きましたが、練り込み技法での作陶を集中して練習されました。 今回は3種類の土を使ったストライプ柄のお皿です、絵具や色釉は一切使っていません。 写真右と左で色合いが違うのは右が還元焼成、左は酸化焼成だからです。 土の色だけでシンプルなストライプ柄・・・それでこんなに素敵なお器が出来るなんて ヽ(*'0'*)ツ 
 


  
   作者★木林さん
写真左は辰砂釉のリム皿、写真中と右は特殊耐熱土による直火可能なお皿です。オーブンなどで直接食材をのせての調理もできますし、作者さんは餃子など焼きたてアツアツ料理を あらかじめ熱しておいたこの皿にのせて食卓へ出すそうです。 家族への心遣いが凄いですね。
 

2021年07月06日

2021年1~3月

       
作者★遠藤(佐)さん
タタラ作りによる大小セットの組皿です。 オシャレ~、好きです! 大皿の中に1~数個小皿を配して使うもよし、完全に別々に使うもよし。 ちなみにこの作品の自宅デビューはおせち料理だったそうです。絶対映える!すんごくイイ( ̄▽ ̄)b グッ! 
  作者★奥上さん
徳利と茶碗です。 どちらも黒泥土で使用、釉薬は茶金釉とチタン乳白釉の部分二重掛けです。茶碗の白いトロッとした部分は釉薬ではなく化粧土です。 化粧土は素地の乾き加減や素地との収縮率の差で剥離してしまう事もありますが、今回はシッカリ密着しているようです。 


      
  作者★久原さん
今回ご紹介の3種の作品は全て釉薬は同じですが、土が違うため発色に違いが出ています。 釉薬はトルコ青マット釉、人気の高い釉薬です。写真が小さくて分からないですが、還元焼成でキラキラした結晶が析出する事があり、色調にアクセントを加えてくれます。 今回は写真左のリム皿に特に多く出ています。 
 


      
  作者★藤井さん
左は鍋敷き、右は・・・? これは正解出ないです、答えはザリガニハウスです (^∇^)  鍋敷きはテーブルセンターとして普段から出しっぱなしにしておけるモノを、というコンセプト。 ザリガニハウスは水草の間に縦横無尽に配置して無事入居してくれたそうです。 
 


       
作者★仲辻さん
なんか黒い土ブームみたいですが、こちらも黒泥土ですね。 釉薬は織部釉に白萩釉を部分的に二重掛け。 写真では伝わりづらいですが、黒でもなく緑でもなく所々に青味が出ていて、教室でも人気の組み合わせです。 ちなみにこの作品は余った時間と土でチョイチョイって感じで作っておられました Σ(・□・;)
  作者★遠藤(恵)さん
初心に立ち返り飯碗を繰り返し作られる方はとても多いです。やきものの世界には「飯碗に始まり飯碗に終わる」という言葉もあるそうです。 飯碗はそれだけ日本人にとって最も身近でもあり、使用頻度も高く奥深いものなのでしょう。 お気に入りの飯碗なら米もさらに旨く感じる事でしょう。 


      
  作者★遠藤(佐)さん
ご紹介の作品全て練り込み技法によるものです。こちらも写真が小さくて申し訳ないのですが、右写真の下側3つは色の付いた釉薬を掛けていますが、それ以外の作品は透明釉のみです。つまり格子柄やストライプ柄は土の色だけで表現しています。 写真左と中は白土と赤土の2種類ですが、右の写真作品はご自分で土をブレンドして5色のグラデーションを作り出しました。根気のいる作業です、おつかれさまですっ!